souyのブログ、“ケセラセラ!”

スペイン、バルセロナからのびっくり面白情報

美意識(センス)がないから、ピカソやミロ、ダリ、ガウディが育まれた?

              (第22回)最終回・・・美意識(センス)のない世界!?


               ケツロン!! 


       = 美意識(センス)がないから美が育まれた? = 




オーラー、その後日本の景気はどうですか? 聞こえてくるニュースによれば、自民党 
政権は躍起になって経済に取り組んでいるとか。いくらか回復してるんでしょうか?? 


こちらスペインの経済は依然ズルズルと泥沼にはまり込み、若者の半分、国民の4人に 
1人が失業中。そしてついにここカタルーニャでは、失業者に雇用を紹介する公共職業 
安定所の職員の5分の1、なんと236人もがクビになってしまうそうです。 


              職安の職員がクビ?? 
                   

              


          一体彼らはこれからどうするんでしょう? 


やっぱり今まで働いていた公共職業安定所に行き、仕事を探してもらうんでしょうか? 
これまで他人の就職先を世話してきた彼らが、今度はデスクの反対側に座り自分自身の 
仕事を探してもらうというのも、そうとう複雑な気持ちでしょうね~! 


でも彼らはこれまでに何百件、何千件もの求人情報を扱ってきたわけで、けっこういい 
求人先企業を知っているはず。たとえ制度的には禁止されていても、ここはスペイン、 
あっさりと次の仕事におさまれるんじゃないの、なんて。 いやどうも、スミマセン! 


それにしてもこんな状況になると、今回首のつながった職員も、これからはいい雇用先 
を見つけたら自分のために取っておいたりしちゃって・・・・・、こりゃまた失礼!! 


          一刻も早い景気回復を祈っています!




                ▽    ▽ 
      



さて前回は映画『ビューティフル・ルーザーズ』の感想をお願いしましたが、どうした 
ことか、お便りは皆無! だ~れも見なかったの~? 仕方ありません。無理なお願い 
をして申し訳ありませんでした。 


いえ、まだまだ謝らなければいけないことがあります。このメルマガのテーマである、 
『美意識(センス)のない世界!?』は、〈続×17回〉にもなってしまいました。 
なんと長期間ズルズルと引っ張り続けたことでしょう。 もう飽きちゃったでしょ~? 
     (ハハハ、それもたまにしか発行されないんですもんね!!) 



そんなわけで、今回はこのテーマの最終回。つまり「結論編」とさせていただきます。 
なんのことはない私が勝手にクッチャベッテ、「ヤースタ!(ya,esta!) お~わり!」 
としちゃって、次回からはもっと楽しい他のテーマで続けていこうと思っています。 


         ドーゾよろしゅう、お願いいたします!! 




                   ▽ 




振り返ればはや6年前、ここバルセロナの地に住みついてなんとも印象的だったのは、 
サグラダファミリアのガウディを初め、ピカソにミロ、ダリなどの天才画家(?)たち 
を育んだこの地のカタルーニャ人やスペイン人たちの、どこにも(すんませ~ん!)、 
いわゆる“美意識”を感じられないことでした。 


     


   
             こんなパンツ買いたい?  


         
                         
すでにお話ししたようにそのファッション感覚にも、家具やインテリアデザインにも、 
ショーウインドウの飾り付けにも、食べ物や料理の味の嗜好にも、さらには音楽的感性 
にも(ほとんどがオンチ!)、美的センスのかけらもないと思えてなりませんでした。 


      (うちの日本語教室の生徒も、まともに歌が歌えない!) 
                         
音痴問題(!?)に関しては、ここスペインでは音楽教育がほとんどなされていない 
ことにも問題があるようですが、南のアンダルシアではそんなことはないので、やはり 
この地の長い民族的な歴史に根ざしているのかもしれません。 



いずれにしても、ガイドブックに「芸術の街、バルセロナ!」などと書いてあるのを 
見ると、私はいつも、え~っ? と首をかしげて来たのでした。 



         でもネ、今はこんなふうに思うんです。 



だからこの地に、ガウディやダリ、ピカソ、ミロが育まれたのかな~?・・、ってね! 



考えてみて下さい。ガウディもダリもピカソもミロも、ちょっと変わってますよね。 
いわば斬新というか革新的というか、つまりそれまでの伝統的なものとは毛色の異なる 
作品を生み出しています。もし彼らがその作品を芸術の都パリやウイーンで発表したら 
どうだったのでしょう? 


アート感覚の高いパリジャンたちは、サグラダ・ファミリアを受け入れたでしょうか? 
そしてウイーン市民達は、あのミロやダリの奇怪な絵を評価したでしょうか?? 
(ピカソはパリで認められたとか。これについてはよくわかりません、すみません!) 



でもここバルセロナだったら、そんな心配はいっさいありません。何故なら彼らは、 
「あれは美しいけど、これは美しくない!」と判断するモノサシ、いわば美の基準を 
持っていないようだからです。 着ている服もてんでんばらばら、コーディネイトする 
なんて気はありません。(あるのかもしれませんが、決してそうは見えません!) 


                           

                           


         
でもよくよく考えてみれば、私たちがよく言う「あの人はセンスがいい!」だとか、 
「とってもアーティスティック!」だとか「上手にコーディネイトしてる!」とかは、 
なんだかとても怪しいものなのではないでしょうか。だって絶対的な美しさの基準など 
この世に存在しないはず、人それぞれ違って当たり前なんですよね~! 


ということはあのピカソやダリ、そしてミロやガウディの作品だって、絶対的な真の 
芸術なのかどうか、わからないということにもなります。それらを超える新しい世界を 
生み出し育む土壌を、今後もバルセロナの人々が提供してくれることを祈ります。 



そしていつの日か私たちが、有名だからとか、歴史が古いからとか、専門家が評価して 
いるからとか、流行っているからとか、値段が高いからとかの理由だけで、ものごとの 
価値を決めつけない、自由な心を持てる日が来ることを祈りたいものです。 



それは決して芸術だけではありません。国の首脳部が決定したからとか、NHKが報道 
してるからとか、学校の先生が言ったからとか、多くの人が好むからなどというだけで、 
それらを鵜呑みにしたり信じ込んだりしない日本人たちが生まれ育っていくことを、 
地球の裏側、ここバルセロナの地より願ってやまないものであります。  



ナンて、強引にケツロンづけちゃいましたが、ご協力ご精読ありがとうございました!
                            


           さて次回からは第2弾として、 


          “なんでもアベコベ、日本とスペイン!” 
          (Todo lo contrario, Japón y España !) 


というテーマでお送りするつもりです。きっと一段とつまらなく、いやいや面白くなる 
はずです。ちょっと遅れるかもしれませんがシビレをきらさずに待っててくださいね! 



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