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スペイン、バルセロナからのびっくり面白情報

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道ばたの稚拙な(?)絵に“ピカソ”のサインを見つけたら??

(第20回)続×15回・美意識(センス)のない世界!?
     
     =道ばたの稚拙な(?)絵に“ピカソ”のサインを見つけたら??=



オーラー、ご機嫌いかがでしょうか? こちらは残念ながら、ちょっとナナメです。


というのも先日息子が10年ぶりに日本からやって来て、紺碧の空や地中海、サグラダ
ファミリアなどガウディの建物を見、焼きネギ料理を堪能し、イベリコハムなどお土産
を持って帰ったのはいいのですが、生ハム類が全部空港で没収されてしまったのです。


話には聞いていましたが、今まで経験が無かっただけに、本当にビックリ! 空港には
ハムの匂いを嗅ぎ付ける警察犬もいたそうで、そうとう徹底した警備ぶりのようです。


でも生ハムの一つや二つに神経を尖らすなんて、ちょいとヤリスギとちゃいますか?
もしや日本の精肉業者の差し金か、あるいは没収した係員があとでこっそり食べちゃっ
てるんじゃないか・・・、などと、あらぬ憶測までしてしまいました。



じつは私たちも以前パリに行った時アンティーク市で買ったお気に入りのフォークを、
帰りのドゴール空港で取り上げられてしまいました。フォークぐらい何の危険性もない
と相当食い下がったものの、係員の態度はきわめてブッキラボウで、冷たく「ノン!」
の一点張り。 泣く泣く手放したのでした。


気がつくとカウンターの後ろに大きなカゴがあり、そこにはフォーク類やナイフ類が
山のように投げ込まれてありました。みんな、あの市場で買ったのかもしれません。


どうりで、市場のフォークが安かったわけだ! きっとみんな、あの市場に戻され、
また売られるんじゃないの? と、その時もまた邪推を巡らせてしまいました。


でもその後ある調査で、「仏シャルル・ドゴール空港、欧州で“感じの悪い空港”の
第一位に!」という文字を見て、何故だか、ちょっと嬉しくなったのでした!??


                ドゴール空港                  

             


        あのネ~、チョイと言わせてもらうけど、 


空港ってえのはネ、国の玄関口だヨ! どこのホテルのフロントに、あんたらみたいに
横柄なスタッフがいるかっツーの!! もっと明るい笑顔で、やさしくお出迎えして
くれてもいいんじゃないの? ついでに、旅行者たちのささやかなお土産には、特別の
敬意と愛着をもって接してあげられる、心の余裕を持ってみたらどーなのヨッ!!


      (いささか興奮してしもうたことをお詫びします!)




               ▽    ▽



前回は「道端の稚拙な(?)絵に“ピカソ”のサインを見つけたら??」という、これ 
またよくわからない質問をしてしまいましたが、ハハ、案の定、今回もあまりご意見を
いただけませんでした。 またまた反省! でもちょっとだけご紹介しましょうね!!



             ・・・・・・・・・・



★ 世の中ラッキーな人が居るものですね。


                           〈ちゅう〉



★ 自分にとってピンと来ない絵は、例えピカソの真筆であっても(金銭的価値以外)
 なんの価値も興味も感じないと思います。


                          〈ひらたともよし〉



★ こだわりとか慣れとか損得とか肩書きとか知識とか。そーゆーの無しに、良い物は
 イイ!って、光ってるものは感じれるようになりたいです。
 あたしは鑑識眼より″超クリア″な目が欲しいです。 って答えになってないかな?


                           〈さくら〉 


             ・・・・・・・・・・




みなさん、本当にありがとうございました。まったく〈さくら〉さんのように、損得や
肩書きや知識に関係なく良い物はイイと感じれる″超クリア″な目が欲しいものです。


でも〈ひらたともよし〉さんの(金銭的価値)というのは、なかなかのしたたかもの。
「こりゃ~金になるゾ!」の知識や情報は、悲しいかなすべての美的感覚を覆い尽くし
てしまうほど手強かったりするんですよね~!!



けれども本当は、それがピカソのサインだろうとダリのサインだろうと、その絵が素晴
らしいものでありさえすれば、それこそミロでもピカソでもダリでも、ダレ(失礼!)
でもいいはずなのです。


    

                 ←ピカソのサイン 


たしかに彼らの作品の中には、我々の心を打つ美や感動の秀作・名作もあるでしょう。
でもどう考えてみても、すべての作品がそうであるかどうかは、はなはだ疑問です。
なのに、有名画家たちが描いた作品となれば、そのほとんどにベラボー(!)な金額が
付けられて売り買いされているようです。


そしてもしかすると最終的に最高額でそれらを手に入れているのは、世界各国の美術館
なのではないでしょうか。彼らは手当たり次第に世界中の天才画家、あるいは有名画家
たちの作品を買いまくって、「ピカソ美術館」を作ったり「ダリ絵画展」を開催したり
して、けっこう儲けているのかもしれません。


となれば、有名画家のどんな些細な、あるいは拙い作品に対しても、法外な値段が付け
られることもいわば当然のこと。だって“◯▽◯絵画展”ともなれば、彼のさまざまな
作品を展示して、多彩なバラエティーを演出しなければなりませんからね~!


            

         ジョアン・ミロ        パブロ・ピカソ 


    

             


    サルマタドール・ソーイ       サルバドール・ダリ 
     ナニ、お呼びデナイ? 
     コリャマタ失礼イタシマシタ!!




前にもちょっと触れましたが、何故ほとんどの美術展が一人の有名画家の絵ばかりを
集めたものなのでしょうか。たしかに人間が一番興味を持つのは人間、人々が名のある
画家の人となりや人生に触れてみたいと考えるのも無理からぬところはあります。でも
それでは、絵そのものを鑑賞する世界から遠ざかってしまう危険性もあるはずです。


              それならいっそ、 


     まったく違う美術展や絵画展を企画してみては如何でしょう!


そこではいろいろな人たちの、もちろん有名画家もいてもかまいませんが、それだけで
なく名もない画家や、それこそ素人たちの作品、子供たちの作品などが一緒くたに展示
された絵画展。そう、何か一つのテーマに沿った“ゴチャマゼ美術展”なんていうのも
けっこう面白いと思えるのですが・・・。さて、あなたはどうお考えになりますか??


              そこで今回の質問は、  


       「テーマごとの“ゴチャマゼ絵画展”なんてどう?」


ハハ、今度もこりずにまた、みなさんのご意見をお待ちします。ぜひ沢山の忌憚のない
意見や感想をお寄せいただけると、とっても嬉しいです。 お待ちしてますねっ!!



      あなたのご意見は、以下のメールまでお寄せ下さ~~い!
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