souyのブログ、“ケセラセラ!”

スペイン、バルセロナからのびっくり面白情報

ダサイ!! 派手すぎ!  田舎くさい! センスがない!

(第12回)続々々々々々々・美意識(センス)のない世界!

            =現代の貴人とは?=


以前紹介したスペイン北東部の町、ボルハの女性が修復したサル顔の壁画 ですが、
意外にも地元では「ひどすぎる!」より「面白いじゃん!」の声が高まって、
今では街中が“サル顔フィーバー”の様相を呈しています。

なんと、あの“サル顔”のグッズ化が始まったのです。 

例えばマドリードでは、あの絵を皮に描いたクレープが売り出されて大評判だとか。
また時事ネタアイテムを手がける The Cacat Studio が、この絵を題材としたTシャツ
やパーカーなどを販売したり、Zazzle などのサイトでも様々なグッズが登場したり、
その他にも、あの顔をラベルにしたビールなども売り出されているのだとか。
   
              さすがスペイン!          

  美やセンスにこだわり何でもマイナスに捉えがちな日本人との、この違い!!
          

            

    
これがそのTシャツです。“Rock'n Roll”の文字は、「あんた、ロックだぜ!」という、
修復した女性へのメッセージなんだそうで、日本でも只今発売中だとか。

        でもこんなTシャツ、欲しい人いるの~??

そればかりか平凡な田舎町だったボルハには、今や160カ国から取材者や観光客が
殺到し大盛況。 この壁画のある教会ではこの絵の鑑賞を有料化し、彼女の弁護士は
この作品に対する著作権を申請する用意があるとのコメントまで出しているそうな!

          
         

               ▽    ▽


さて前回は〈源蔵〉さんが中学の先生から聞いたという以下の説に注目してみました。

“「似合う」の元々の意味は「賜る」で、貴人の容貌を受けてそれに合わせること”
           (とうばる)

そこで「現代に当てはめると“貴人”とは何を表すか?」、つまり私たちは今どんな
ものの容貌に合わせ「似合う」と考えているんでしょう?というのが設問でしたね!

 今回もまた沢山のお答えをいただきました。さっそくご紹介していきましょう!!


             ・・・・・・・・・・


★ 少し前に流行った「カリスマ」って言葉。 あれって所謂「貴人」なんですかね? 
 私にとって大人の女性としての貴人は、最近「細木数子」の存在が気になる。占い師
 としての彼女ではなく、女性としての彼女に最近良く影響を受けてます。                               

                           〈やむやむ〉

★ 残念ながら、完全に自分のセンスです。アンアンとかで流行を情報として取り入れ
 たりしますが、使うか否かは気分しだい!                              
                           〈ぶー〉

★ わたくしの場合は顔の印象、体型から装飾関係はチョイスしているのでしょうね。
 丈の長いコートならひざ上くらいのスカートや、上半身にボリュームのあるセーター
 なら下はすっきりとボトムを持ってくるなど、気を使います。同じ印象のものを合わ
 せないことや、色彩も3色以上使わない、明暗の色をもってくる、メインの色に他の
 色を添わせるなどのバランスをとります。その個人的お約束(バランス)をどのよう
 に構築したのかは、まだ謎ですね。(にっこり)
                           〈ぐれ嬢さま〉

★ 雑誌は年齢層により幅広く見るようにしています。マダムとか、ギャル雑誌、主婦
 の友、カタログ雑誌(通販)など、PTOに合う服をコーディネートする為です。
 そして着るのはもちろん自分自身、自分流に個性も出しPTOにあわせた、自分に
 似合う服を作り出すんです。(人から見ても自分から見ても、素敵ね! と思われる
 様に、コーディネートを、するんです)アレンジこそが個性と言えるのかも知れない
 ですね? 的外れだったらごめんなさい。
                           〈ルナ〉

★ こんにちわ、ワラジは好きなモデルさんの服とかを参考にして洋服をかっているみ
 たいです。卓越したセンスとかあれば、奇抜な衣装きてもセンスよくきこなせるんだ
 ろうけど、ワラジは雑誌をみて人のセンスを真似してるような感じです。                              

                           〈シナモン〉
              
★ 私の場合「こういう女性に見られたい」という目標をつくって、そういう洋服を選
 ぶことが多いです。例えばいま現在は「可愛い女性」より「カッコイイ女性」です。
 そういう洋服を着ることによって自分の意識もかわってきます。歩き方も自然に変わ
 ってくると思うし、人から見た第一印象も変わります。洋服によって、性格も変わる
 と思うんです。結論は「似合う」というよりは「似せる」ということですねー。                           

                           〈おとさき〉

★ みんな“似せる”というニュアンスに拒絶反応を示してるような気がします。
 それは“個性は独自で作るもの”という意識が昔より高まってるからだと思います。
 日本人が着物から洋服を着る習慣にかわって以来、全てのモデル(貴人)は、やはり
 西洋人的な人たち。“足を長くみせる為のパンツ”“顔を小さくみせるコツ”など、
 なりたい容姿は韓国人や中国人ではなく、かけ離れた体形をもつ西洋人にフォーカス
 されていると思います.

                           〈新左衛門〉

             ・・・・・・・・・・ 



みなさん、本当にありがとうございました! 〈シナモン〉さんや〈おとさき〉さんの
ように率直に仮説を承認した人もいる一方で、〈新左衛門〉さんのご指摘通り、多くの
人が「似せる」や「真似る」という言葉に、ちょっと抵抗を感じているようです。

でもそれは当然のことです。色々なものを参考にしたとしても、最終的に自分が選んだ
洋服なのですから、そこには自分なりの個性やセンスが入っていると思いますよね。
ことに現代は「個性化時代」とかで、洋服ばかりかアクセサリーや靴、バッグに至る
まで、あらゆる場面で、その人独自の美的感覚が問われる時代でもあるのでしょう。

だけどこれって、とくに女性にとっては、かなりキツイことじゃありませんか~?
だって、あなたのファッションに、いつも周囲の視線が突き刺さっているのです。


       田舎っぽい!             派手すぎ!

               ダサイ!!          

     古い!                   センスがない!

                 地味すぎ!


そして最後にはあの決まり文句「似合わない!」が、とどめを刺すかもしれません。

またこのことは、あなた自身の人間的価値をも決定づけてしまいます。恋人選びにも
多くの場合、「感性が一緒の人」や「センスのいい人」が含まれていませんか?
もしかしたら今やこれらは、「頭がいい」よりずっと重要な要素なのかもしれません。


     ーー 先日どこだったかでこんな広告を見つけました ーー

 貴方が今着ている洋服は何色ですか?
   どんな理由でその色を買いましたか?
     流行っているから? 無難だから? それとも好きな色だから?

 色は外見にたくさんの影響を与えるだけでなく、
   貴方の内面をも伝えるものなのです。
     まずは自分に似合う色を知りましょう。
        そして色を利用して、もっと個性や魅力を引き出しましょう。
           深い深い色の世界の入口へさあどうぞ・・・


きっとカラー・コーディネイト教室の広告なのでしょうが、現代ではこういう商売も
充分に成り立つのでしょう。これもまた現代の「貴人」の一つなのかもしれません。

そう、現代の「貴人」とは、お答えにあった「ファッション雑誌」(何冊あるの?)や
ファッションモデル、テレビタレント、歌手、映画俳優、スポーツ選手、西洋人・・。
はては、店のマネキン、お洒落な友達、街で出会った素敵な人、カッコイイ女性(?)
、そして各種教室・・・と、限りがありません。きっと世界の都市化現象とマスコミの
発達が、拍車をかけているのでしょう。 でもこれでは、疲れ切ってしまいません?

バルセロナに来てびっくりしたのは、ここにはそういう気の使い方がない、あるいは
とても希薄だということです。もちろんファッション雑誌はここにもあります。でも、
それを真似る人はあまりいないように思います。でなければ、あんなメチャクチャな
コーディネイト(?)をするわけがありません!   ほらネ!!


      


                  (失礼!) 


色づかいだって少しは同系色を使ってみたらいいだろうに、派手派手の原色ばかりの
組み合わせ。それも食欲の減退しそうなグリーンを、平気で全面に押し出しちゃったり
します。もちろん色の数も、5色だろうと10色だろうとノープロブレム!! 彼らは
まわりを全く気にとめず、好きな色、好きな柄で自由気ままなファッションを楽しんで
いるように思えるのです。


     それに比べて日本人は、いつも周囲の目を気にしてません? 

無難が一番!! もしかしたらボクら日本人のファッション感覚の奥底に、こんな気持
が潜んでいないでしょうか? もちろん自分なりの斬新なコーディネイトを試みる人も
いることでしょう。でもその人達でさえ、「人に笑われないか、バカにされないか?」
といった、いわば一種の強迫観念を感じてはいないでしょうか?

        では私たちを縛りつけているものは何でしょう? 

それは「美の基準」、言い換えれば“何が美しくて何が美しくないのかを計るモノサシ
みたいなもの”ではないでしょうか? 人々はそれを知りたくて、ファッション雑誌や
モデル、俳優をはじめとした、現代の貴人たちを真似してみたり、またある人たちは、
PTOや、自分の顔や体型とのバランスに苦労しているのではないでしょうか??

   だけどこの世に本当に「美しさを計るモノサシ」はあるのでしょうか??


ぜひあなたのご意見をお聞かせ下さい! むずかしく考える必要はありませんよっ!
なるべく具体的に、理由も添えて書いてみてください。 お待ちしてま~~~す!!


     あなたのご意見は、以下のメールまでお寄せ下さ~~い!!!
          (掲載可能なお名前も忘れずにネッ!)

        《 送り先アドレス→ vivasouy1@mac.com 》


                  ★
                  ☆
                  ★

 
 では次回の “ようこそバルセローナへ” を、お楽しみに!
 
 
 
   ***  !!出版のお知らせ!! ***

      

       

前もお知らせしましたように、このブログ「どうせ人生・ケセラセラ!」が“地球の歩き方”のダイヤモンド・ビッグ社より出版され、全国の書店に並べられています。みなさんのご購読のたまものと心より感謝いたします。
 
タイトルは、『熟年夫婦のスペイン行き当たりばったり移住記』。私たちのなんとも無謀な移住の顛末と信じられないハプニングの数々が、その後の出来事も含めてアレやコレや次々と登場します。ちょっと覗いてみて下さい。
 
           これからもよろしくお願いしますね!!
 
 
               ◇
 
それからmixiのブログでは、次のようなものもお届けしています。
 
              “なんでもアベコベ、日本とスペイン!”
             (Todo lo contrario, Japon y Espana !)
 
http://page.mixi.jp/run_page_apps.pl?page_id=255339&module_id=1434011
 
 
               ◇
               ◆
               ◇
 
 以下にその他の拙著をご紹介します。よかったら読んでみてください!
 
◎ 『勉強っていやいやするもの?』(大日本図書)
 〈中高校生向けですが、‘哲学’についてもやさしく解説しています〉
 
◎ 『脳みそのほんとうの使い方《ビギナーズ編》』(日科技連出版社)
  〈こちらはビジネスマン向け、姉妹編《マスターズ編》も出ていますよ〉
 
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