souyのブログ、“ケセラセラ!”

スペイン、バルセロナからのびっくり面白情報

調子のよさなら、天下一?

    (54回)第2弾 みんなアベコベ、日本とスペイン!(32)


         (Todo lo contrario, Japón y España)
               
          = 調子のよさなら、天下一? =



オーラー、毎度のことですが2ヶ月ものご無沙汰ですみません。元気にやってますか?


数年前に、また映画に出演する羽目になりました。といっても完全なボランティアで
一銭ももらえない、日本人とカタルーニャ人共同制作の自主制作映画なんですが・・。

              私の役は幽霊!!


白い着物を着て一人の侍に巻物を手渡すというシーンだけの登場です。幽霊って、死人
なので、着付けは左前でなく、右前なんですね~、スペイン人に教えてもらいました。



映画のあらすじについては、監督のカタルーニャ人が長々と説明してくれたのですが、
結局良くわからずじまい。質問しようかとも思いましたが、やっぱりあきらめました。


      ・・・というのも、以前何回か経験した映画で、


    この映画の狙いは何ですか?  観客に何を伝えたいのですか?


なんて聞いてみても、答えはほとんど返ってきません。 返ってきた返事はいつも、


      ーーー「ボクが今この映画をつくりたいんだっ!」ーーー


だけ。 ホント、スペイン人たちに“コンセプト”や“狙い”の言葉は、ほとんど
通用しません。今自分がやりたいことをやる!! それが、彼らの生きるエネルギーに
なっているのかもしれません。


でもこれ、そう馬鹿にしたものじゃなくて、もしかしたら私たち日本人が今忘れている
大切なことではないのか? と考えさせられたりもしている、今日コノゴロ。


    でもやっぱり“コンセプト”は大切だと思うなあ、スペイン人さん!



                ▽    ▽


   思えば、大ユーラシア大陸の東の端“日本”と、西の端“スペイン”。


その習慣や考え方に大きな違いがあるのは当然かもしれません。でもその一つ一つに、
毎日本当にビックリさせられます。道の歩き方、車の運転の仕方、店員の応対、約束や
決まり事とのつきあい方、感謝と謝罪のココロ、スポーツに皇室、毎日の食生活から
結婚生活、さらには勉強や学び方に至るまで・・・


        ・・・、何から何までアベコベなのです!


ここでは毎回それらを一つずつ取り上げて、詳しく、お話ししていきたいと思います。


けれどもその中には、ここスペインに限ったことではなく、ヨーロッパ全体、あるいは
欧米社会や外国人社会に共通のものも、かなり含まれていることでしょう。 この点に
ついては、私がここスペイン・バルセロナでの生活の中で感じたこととしてお許しいた
だければ幸いです。というのも私自身全てのヨーロッパ諸国や世界中で生活することは
不可能ですし、残念ながらそのような知識も持ち合わせていないものですから・・・。


                   ▽



               
        ーーー 「オーラ、カリーニョ!」 ーーー



ここバルセロナの街には、いたるところに“メルカード(公設市場)”があります。
観光客でいつも賑わう「ボケリア市場」のように、野菜、果物、肉、魚など、ありと
あらゆる食品の並んだ“メルカード”が、数百メートルおきに作られているのです。


もちろんその周囲にも魚屋さんや肉屋さん、八百屋さんなどがフツウにありますので、
街全体で一体何軒の食品店があるのか想像もできません。 コレ、多すぎじゃない?


            


      



そんなこともあってか、各店のお客の奪い合いはけっこう激烈。前にも紹介したように
日本では考えられないことですが、店員が可愛いネエちゃんだったり、フリフリつきの
エプロンを身にまとった女性の肉屋や魚屋さんもいて、かなり面食らってしまいます。


       




     そればかりか、お客さんとのやり取りにはビックリです!



ここバルセロナで生活しはじめて間もない頃、メルカードの魚売り場の前を通り過ぎ
ようとすると、女性の売り子が大きな声でこう叫んだではありませんか。


          



           オーラ、グアーポ(いい男)!!


えっ、とまわりを見渡しても男はボク一人。恥ずかしながら鼻の下がたるんでしまい、
結局は何だったかの魚介類を買わされてしまいました。 ホンマ、アホやねん!


そういえば日本でも新宿歌舞伎町なんかをうろついてると、呼び込みのアンちゃんが
「いい娘がいるよ、社長!」って言ってたけど、「社長」にはひっかからなくても、
「いい男」にはついフラフラっとやられてしまったんです。  反省、反省!!


でもこれはなにも男に限ったことではありません。彼女たちは(時には男の店員も)、
女性に対してだって、当たりかまわず「オーラ、グアーパ(カワイコちゃん)!」と
呼びかけているのです。え、この人が?、と思える容姿の客にも手当たり次第です。


“メルカード”だけじゃありません。道の真ん中でも携帯でも、彼らは一日中、この
言葉を口にしているのです。 意味なんか考えずの、習慣の一つなんでしょう。



     でもこの間日本語クラスの生徒からとうとう聞き出しました。


例えば道の真ん中でオバちゃん達がおしゃべりしてると、近くを女友達が通りました。
彼らは「オーラ、グアーパ(カワイコちゃん)!」と声をかけます。友達がニッコリ!


ところがその友達が行き過ぎると、彼女たちは手のひらを返したように「彼女って、
ホントにブスよね!」と話し合うのだとか。もちろん皆が皆じゃないでしょうが、 


              ウソー、こわ~!!



  ところがこの“グアーポ!”“グアーパ!”を上回るコトバがあるんです。


            それは、“カリーニョ!”


いまだによくわかりませんが、きっとこれは英語の「スイート・ハート!」みたいな
意味じゃないでしょうか。日本語でさしずめ、「愛しき人」なんてトコでしょうか。


   こんなのボクら、顔を真っ赤にしたって、ゼッタイ使えませんよね? 


          



      かくして今日もバルセロナの街では、いたるところで、


  「オーラ、グアーポ(パ)!」「オーラ、カリーニョ!」の大合唱、そして


ひっしと抱き合い頬をくっつけ合って「ブッチュ!」のオンパレードなのであります。



   やれやれ日本人とスペイン人、一体どこまで違う民族なんでしょうか!!





   ーー次回は、「教育の決定的なチガイ」をお送りする予定ですーー




               ▽    ▽



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日本語はとても不思議な言語、欧米語をはじめとした諸外国語とは何から何まで異なり
ます。ここでは楽しくその不思議さと本質を探っていきます。これから日本語を学ぶ人
また日本語を教えたい人、さらには外国語を学びたい日本人にとっても、きっと力強い
味方となることでしょう。


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