souyのブログ、“ケセラセラ!”

スペイン、バルセロナからのびっくり面白情報

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スペイン語にはアブナイ言葉がいっぱい!?


       みんなアベコベ、日本とスペイン! (2)
        (Todo lo contrario, Japón y España)


          = コトバ も 逆さま ? =
         


                 ♛


         ーーー 殺せ! 待った!? ーーー


日本語の母音は“あいうえお”。スペイン語の母音は“AEIOU”。順序はちょっと
違っても発音はとても近いので、お互いの国語を学ぶのはとても簡単かもしれません。


      でも一方で、似ていることがアダになることも多いのです。


日本語の「ばか」は牛のことで、「あほ」はニンニクのこと。だから街で腹の立つヤツ
に、思わず日本語で「バ~カ!」と言ってしまっても、相手には愚弄の言葉とは解釈さ
れず、いいような、くやしいような、不思議な気分。 (もしや、わかっちゃう??)

                    

                         

     


一番危険なのは隠語、これも発音は日本語そっくりなので注意しなくてはなりません。
とくに危ないのが、「蝶々」と「父」で、これらは女性のあそこのこと。でも、つい
うっかりやってしまいます、「あっ、ちょうちょ!」・・・。 もちろん周囲の人々は
全員がすごい形相で振り向きます。「じつは・・!」と説明したことが何度あったか。


ある日、日本語クラスの一人の女子生徒と話していたら、たまたま話題が昔のアメリカ
映画『逃亡者』に行きつきました。でも映画のタイトルは日本と外国ではまったく違う
ことが多いので、なんとかしてその内容を説明しようと悪戦苦闘していると、突然!!
可愛い顔をした彼女が大声で、


          「◯んこ!」「◯んこ!」「◯んこ!」


と女性のアソコの名前を連呼するではありませんか! こっちの方が顔を赤らめながら
その理由を聞き出してみると、「◯んこ」とは、なんと“片腕の男”のことなんだそう
です。そういえばあの映画の主人公は、たしかに片腕がなかったですよね! でもなぜ
スペイン語でこんな風に言っちゃうんダロ? ハハ、外国語だから、シャーナイか!


うわさ話の域を出ませんが、女優の加賀まりこさんがスペインに行きたいと言った時、
まわりの人に「行くのはいいですが、名前は変えた方がいいですよ!」と言われ怒った
とか。でもたしかにここでは「カカマリコン」は「おかまのウンコ」みたいな意味で、
とってもマズイみたいです。加賀さん、なんとも不運なことでお悔やみ申し上げます。


            



そのうえ意味がまったくサカサマになってしまう言葉にも困ったもの。スペイン語の
「ダーメ」は「こっちにちょうだい!」の意味。その要求に日本人が「だめ、だめ!」
なんて受け答えしてたら、それこそ笑えないジョークになってしまします。


また、「マータ!」はスペイン語で「殺せ!」のこと。そこに日本語で「待った!」と
止めにかかったらなんとも悲劇的な結果になってしまうことでしょうし、クソガキが
家に遊びに来てそこら中を騒がしく走り回っても、「こら!」と叱ってはなりません。
だってスペイン語で「コーラ!」は、「どうぞ走って下さい!」の意味なのですから。


そういえば、最近テレビで“IMONOGAS”とかいう商品がよく紹介されます。
「イモのガス」、それがなんと、お腹のガスを減らしてくれる医薬品らしいのです!!
“GAS”はガス、“NO”は無い、まではわかるのですが、“IMO”が何を意味
するのかは、いまだにわかっていません。だれに聞いても「知らない!」の一点張り。 
        

          

               
いずれにしても日本人としては、なんだかますます腸内にガスが溜まりそうで、とても
使う気にはなりませんが・・・(笑)。


      次回は「コトバも逆さま?」の続編を、お送りする予定です。


            ではまたお会いしましょう!!

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